良い本、良い映画
映画を観終わって
「この映画はよかったな」
と思うことがある
何を持って「良い」としているのだろう
おそらくそれは、それを観終わったあと、なにかしら「良い変化」を及ぼしそうなものを「良い映画」としているのだと思う
『ショーシャンクの空に』を観終わったあと「やっぱり人間どんな苦しい時でも希望を捨てたらダメなんだよな」と思い「よし、明日も仕事でしんどいけど、とりあえず未来に希望を持って頑張ろう」と思うことができる
このとき、この映画は良い映画である。映画を観る前とあとで周りの状況は何も変化していなくても、自分の心持ちが前向きになることができる。
自分の気持ちが前向きになれば、周りに及ぼす作用がポジティブになる。
何もなかった状況に、「良い映画」というトリガーを与えることでポジティブなベクトルを生み出すことができた。
これが「良い映画」である。