評価をする

評価をすることは、実は非常に難しい。

 

「自分は優れている」もしくは「劣っている」という評価は、相対的な位置関係を表す表現であるが、その比較対象は果たして自分を評価するときに適切だろうか。

 

我々はその評価基準を割と軽々に決めてしまい、省みることをしない。

 

「全体の平均と比べて、どうだ」という評価はよく聞くが

その母集団は良質であるのか、平均と比べることは妥当なのか、を議論することはあまりない。

 

 

ひとつ、良質な評価対象と思えるのは「過去の自分」である。

 

過去の自分より「良い」「悪い」ということが判明すれば、自分の努力の正当性を評価することができる。

 

難しいのは「過去の自分」つまり、今ここにいないものと「今の自分」を比べると言うことだ。

 

そのためにも、様々な形で記録残すことは、価値が高いのではないかと思うのである。